代表世話人挨拶
2026年より本会代表世話人を務めさせていただくこととなりました、東京女子医科大学消化器内科の中井陽介です。
1992年にEUS-FNAがデンマークのPeter Vilmannによって初めて報告されて以来、本手技は多様な病変の診断法として発展し、近年ではFNB針の開発により診断能はさらに向上しています。また、EUS-FNAの技術を応用したInterventional EUSも、ドレナージにとどまらず、吻合術、抗腫瘍療法などの新しい手技が開発されています。
本研究会は、CTやMRIを含む総合的な画像診断を高いレベルで追求してきた本邦において、EUS-FNAの安全かつ確実な導入・普及、診断率の向上を目的として、2007年に入澤篤志先生を初代代表世話人として、EUS-FNAの先駆者である諸先輩方の尽力により発足しました。その後、安田一朗先生、良沢昭銘先生が代表世話人を務められ、この度、そのバトンを引き継ぐこととなり、改めてその責任の重さを感じております。
EUS-FNAを含むInterventional EUSの黎明期から手技の普及に大きく貢献してきた本研究会も、発足から約20年が経過し、その役割が変化する時期を迎えていると実感しております。
Interventional EUSの今後の発展には、「均てん化」と「深化」という二つの視点が重要です。これまでに確立された手技であっても、施設や術者により成績が異なるのが現状であり、手技の標準化や教育による“均てん化”は今なお求められています。一方で、この領域では新しい手技が次々と登場しており、エキスパートによる議論を通した“深化”も欠かせません。また、研究会での議論から浮かび上がるClinical Questionを解決するための臨床研究の場としても、本会を活用していただければと考えております。
これまでの研究会でも、全国から消化器内視鏡医、病理医、メディカルスタッフなど多職種が参加し、活発な討論が行われてきました。今後も、柔軟な発想をもつ若手と豊富な経験を有するエキスパートが垣根なく議論できる場を提供していきたいと思います。多くの皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
東京女子医科大学 消化器内科
中井 陽介
役員
代表世話人
- 中井陽介
- 東京女子医科大学 消化器内科
世話人(五十音順)
- 蘆田玲子
- 和歌山県立医科大学 第二内科
- 伊佐山浩通
- 順天堂大学医学部附属順天堂医院 消化器内科
- 石川卓哉
- 名古屋大学 消化器内科
- 糸井隆夫
- 東京医科大学 消化器内科 (会計監査)
- 今津博雄
- 帝京大学 消化器内科
- 岩井知久
- 藤沢市民病院 消化器内科
- 岩下拓司
- 滋賀医科大学 消化器内科
- 大坪公士郎
- 金沢大学附属病院 腫瘍内科
- (岡部義信
- 久留米大学医学部 内科学講座消化器内科部門)
- 小倉 健
- 大阪医科薬科大学 内科学Ⅱ
- 潟沼朗生
- 札幌医科大学 消化器内科・消化器がん遠隔医療講座 (会計監査)
- 加藤博也
- 岡山市立市民病院 消化器内科
- 鎌田英紀
- 香川大学 消化器・神経内科
- 河上 洋
- 宮崎大学 消化器内科
- 菅野 敦
- 自治医科大学 消化器肝臓内科
- 菅野良秀
- 仙台市医療センター仙台オープン病院 消化管・肝胆膵内科
- 窪田賢輔
- 横浜市立大学附属病院 内視鏡センター
- 桒谷将城
- 北海道大学 消化器内科
- 木暮宏史
- 日本大学 消化器肝臓内科
- 児玉裕三
- 神戸大学 消化器内科
- 塩見英之
- 兵庫医科大学 消化器内科・肝胆膵内科
- 竹中 完
- 近畿大学 消化器内科
- 土井晋平
- 帝京大学溝口病院 消化器内科
- 内藤嘉紀
- 久留米大学病院 臨床検査部
- 花田敬士
- JA広島厚生連尾道総合病院 消化器内科
- 原 和生
- 愛知県がんセンター中央病院 消化器内科
- 久居弘幸
- 伊達赤十字病院 消化器科
- 藤森 尚
- 九州大学 病態制御内科学
- 安川 覚
- 京都第二赤十字病院 病理診断科
- 安田一朗
- 富山大学学術研究部医学系 内科学第三講座 (名誉代表世話人*)
- 良沢昭銘
- 埼玉医科大学国際医療センター 消化器内科 (名誉代表世話人*)
*代表世話人の任期終了後の呼称。世話人と役割を区別するものではない。
顧問
- 入澤篤志
- 獨協医科大学医学部 内科学(消化器)講座
- 北野雅之
- 和歌山県立医科大学 第二内科
- 柳澤昭夫
- 京都第一赤十字病院
- 山雄健次
- 成田記念病院
事務局
東京女子医科大学 消化器内科